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社会・国語が苦手な人、点数が取れない人の考え方

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社会・国語の苦手な人の考え方は
おおよそ予想がつきます。


社会が苦手な人は、
過去に起こったことに
興味がない、覚えることに
意味がない。


国語が苦手な人は、
作中の主人公の思いや
作品の解釈は、作家が本当に
そう意図していたか、
そう思って書いていたか
わからないじゃないか。


個人的には、そう考える方の多くは、
非常に現実主義的な考え方で、
自分の主義主張がはっきり
されている素晴らしい方だと思います。


イコール、じゃあ勉強しなくてもいいか、
と思うのは早計です。


他人の考え方、思い、大多数の方が
納得する考え方を知ることも
また勉強となります。


自分の自己主張・自己主義だけでは、
世の中を渡っていけません。


おそらく、社会・国語が苦手な方も、
これをわかってはいると思います。


そうして、そう思っていても、
なかなか授業を理解しずらい、
テストで点数が取りづらいのが
現状だと思います。


多くの方の、多くの意見、
多角的でいろいろな視点で、
物事を言われると、
じゃあ結局何が正しいわけ?
何が答えなわけ?
と言いたくなるのは
わかります。


社会・国語が苦手な方には難しく、
納得いかない意見となり、
哲学的で、抽象的なことを言って
卑怯だと思われるかもしれませんが、
「何もかもが正しくて正しくなく、
 全てが答えであり答えではない」
というのが、私なりの解釈です。


社会や国語には、人の感情や思いなど、
不確定要素が満載で、かつわかっていない、
決してわかることのないことが多いです。


過去の人に限らず今もそして未来の人でも、
個々人が何をどう考え、思ったかは
憶測でしか言えません。


その憶測を勝手に解釈し、大多数の方が
納得し、そうだと思っているもの、
それが社会や国語だと言えます。


これは私個人の「考え方」「思い」ですので、
賛否両論、社会や国語が好きな方から
言わせれば否しかないかもしれませんが、
こういう解釈をするのに至るのも
社会や国語を勉強する、一つの醍醐味です。


話を少し戻しますが、
要は、最初に書いた、
過去に起こったことに興味がない、
覚えることに意味がない。


作中の主人公の思いや作品の解釈は、
作家が本当にそう意図していたか、
そう思って書いていたかわからないじゃないか。


と、そうあなたが思うことは
間違っていません。


ここまで考えているのであれば、
こう考えた時点で、テストの点数・成績
=社会・国語ができないというわけではないと
言えます。


しかしながら、残念なことに学校では、
「テストの点数」・「成績」で
社会・国語の能力が決められて
しまうことが事実です。


ですので、これを踏まえて、じゃあ
点数を取るためにどうすればいいかを
考えていきましょう。
※大前提として、社会・国語が苦手・嫌いな方の
 上記のような考えの方向けとさせて頂きます


社会・国語両方において、
まず、教科書とノートに
書いてあること以上の知識は
求めません。


教科書とノートに書いてあることに、
なぜ?と深く「考えない」で下さい。


教科書・ノートに書いてあることだけを
「丸暗記」して下さい。


そしてはそれは「点数をとるためだ」と
割り切って下さい。


これで若干、勉強が楽になると思います。


国語や社会の好きな方は、
そのなぜ?を考えながら覚えるのが、
読み解くのがおもしろいのでしょうが、
嫌いな方にとっては、そうやって勉強しろと
言われるのが苦痛だと思います。
ですのであえて、なぜ?を「考えるな」と
言わさせてもらいます。


次に、社会においては、関係性は無視して、
関連の単語を羅列して覚えて下さい。


例えば、戦国時代の
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。


社会好きな方にすれば、
織田信長の家来に豊臣秀吉、徳川家康がいて、
徳川家康は正確には家臣ではなく
同盟者で・・・といろいろな関係を
一緒に思い出す、または覚えるのでしょうが、
嫌いな方にとってはそんな関係性のことなんて
興味のないことでしょうから、
ただ関連する単語として
織田信長―豊臣秀吉―徳川家康
とだけ覚えておけば、十分です。


その関連する線を増やしていくことと、
その線をとぎらせないように、
覚えていきましょう。


国語においては、作品・作中の主人公、
作者の気持ちになって考えるなど、
これらを全く排除して下さい、
つまり考えないで下さい。


それは「先生」が授業中に
すでにやってくれています。


つまり、あなた自身が覚えるべきは、
「先生」が「解釈した考え・意見」であり、
「あなた」が独自に思った・考えた
「解釈」は一切いりません。


先生の中には、自分の考えを書けという
問題を1・2問出す方もいると思います。


その時は、本当に自分が思った冒頭に
書いたようなことを書いても
私は構わないと思います。
(だからといって、先生の神経を
 逆なでするような書き方はしないで下さい)


国語が苦手な方の場合、自分で考えれば
考えるほど、どつぼにはまることが
ほとんどです。


先生が書いたこと以上のことを、
自分でうまく書こうとすればするほど
点数が下がっていきます。


それならば、問題集などの模範解答を
そのまま丸暗記したほうが、
よほど良い点数をとることができます。


社会・国語に共通して言えることは、
「先生」は「先生が解釈したこと」
以上の答えを求めていない、または
認めないということです。


これは先生自身は否定するかもしれませんが、
残念ながら現実のテストでは、
それで点数がつけられています。

(個人的な意見ではありますが、
 先生がそうではないと言うのであれば、
 学生が学生なりに考えて出した答えに対して
 点数をつけるのは、例え大人であろうと
 先生であろうとおこがましい限りだと
 私は思います)


つまり、テストにおいて、
あなたが本当に本気で
考えた・解釈した
「考え・意見」などは、
よほどのことがない限り
認められない、点数にならない
ということです。


本来の勉強としては後者のあなたが
本当に本気で考えた・解釈した
「考え・意見」を考えることが
勉強だとは思いますが、それで
テストの点数が取れない、
成績は下がる一方となるのであれば、
意思を曲げることも必要です。


ぜひ試してみてください。








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by eikan-seirios | 2012-01-24 10:53 | #勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高 | Trackback | Comments(0) async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-5190419367381851" crossorigin="anonymous"> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});