人気ブログランキング | 話題のタグを見る

問題を解いて覚える

問題を解いて覚える_f0234425_12284576.jpg







塾生でもおりますが、
理屈・理論がわかれば、
どんな問題にも対応できると
信じきっている方がおります。


それこそ理屈・理論的にいえば、
そうだと思いますが、有史以来、
天才と言われる一部の方を除いて、
理屈・理論を知って、全ての問題を
解けるという方は、皆無だと思います。


つまりは、理屈・理論を知った上で、
その理屈・理論を使いこなせるように、
多くの問題を解く=演習が必要と
なってきます。


理屈・理論がいまいちわかりづらい、
理解できないという方も同様に、
理屈・理論がわからないなら、
わからないで、演習で慣れて
いくことが、効果的・効率的な
勉強となります。


いわゆる習うより慣れろではありますが、
これは一理ある勉強法です。


嫌味に聞こえるかもしれませんが、
若い学生の皆さんの柔らかい頭脳、
独創的な発想ができる頭脳を
もってすれば、確かに、一を聞いて、
十を知るというように、
理屈・理論を聞いて、
全ての問題に対応できる、
応用できる可能性はあります。


実際に、小学校、中学校において、
そういう体験をした方はいると思います。


その時は、勉強は
なんて簡単なのだろうと、
神がかった気分になる
かもしれませんが、
年を重ねるにつれて、
その感覚が薄れていくのを
感じてきているはずです。


理屈・理論のこれを覚えれば、
あとはちょこちょこと
応用すればできるでしょうと、
タカをくくって、演習不足になり、
テストでその実力が発揮できないことが
多くなってきていると思います。


問題演習の際も、これとこれとこうして、
こうすれば、答えは出るだろう。


単純な計算・穴埋め問題を
書くのが面倒だから、
解き方・答えはわかるから、
わざわざ書かなくても
いいだろうと思っていませんか?


時間無制限で、その問題を解く、
正答することで、テストがクリア、
成績をつけるというのであれば、
それで構いませんが、そんなテストを出す
学校・先生はほとんどいないでしょう。


理屈・理論がわかることは、
あくまでもテストで点数を取る
前段階です。


テストで点数を取るためには、その上で、
『早く正確に解けるかどうか』です。


皆さん、経験済みだと思いますが、
テストが終わって、改めてテストを
見直すと、あーこのやり方
知っている・知っていた、
わかっている・わかっていた、
たまたまこういう風に出題されたから、
出来なかっただけで、この問題なんて、
(テストが終わった)今ならすぐにできる、
正解できるといって、言い訳する。


確かにわかっている、
わかっいたことなのかも
しれませんが、そんなこと、
後の祭りです。


テストで、正解していなければ、
答えが書けなければ、
“わかっていない”“理解していない”と、
学校に、先生に思われます。


思われるだけならまだしも、
評価として、成績として、
わかっていないこととして、
記録されてしまいます。


長々と書いていますが、
何を言いたいかというと、
理屈・理論がわかろうが、
わからないが、関係なしに、
問題を解いて、覚える癖を
つけて下さいということです。


問題を解くことは、
確実に力となります。


問題を解かずに、数をこなさずに、
“学校のテスト”で良い点を取ることは
皆無といえます。


効果的・効率的勉強を
求めるあまりに、
あまり問題を解かずして、
テストで点数を取ろうとする方、
思う方が、増えてきていると
思えますが、その認識を改めて下さい。


もう一度言いますが、問題を解かずして、
テストの点数があがることはありえません。


そして、効果的・効率的な勉強を
望むのであれば、なおさら、
問題を“多く”“早く”“正確に”
解く訓練をすることを
怠らないようにして下さい。


わからないこと・疑問に思うことも、
ひとまず問題を解いて覚えるように、
してみて下さい。


一番最悪なのが、
理屈・理論がわからないから、
納得できないから、筆が止まり、
思考が止まり、勉強が止まる
ことです。


理屈・理論がわからない、
納得できないことを、
じっくり研究するのは、
大学に入ってから
やるんだと割り切って下さい。


中学・高校では、都度都度、
定期テストがあり、成績をつけられ、
それがあなたの評価となってしまいます。


もし、どうしても、
理屈・理論がわからない、
納得できない、それを
そのままにしていては
スッキリしないという方は、
“テストが終わった後”の
時間がある時に、じっくり
考えて下さい。


テスト前に、それを疑問に思う、
それで勉強を止めるというのであれば、
それらは“言い訳”として
とらえられてしまいます。


テスト前の時間の無い状況で、
図ったように、わかりたい、
納得したい、というのは
“わがまま”“言い訳”です。


テスト前は、
まず“出来る・解ける”ことです、
問題の理屈・理論がわかろうが
わからまいがです。


そしてそれが“テスト時間内”
ということが求められています。


そう考えれば、
タイトルにあります通り、
どんなことでも、まずは
「問題を解いて覚えて」
しまうことが、定期テストの
勉強において、一番効果的、
効率的な勉強となります。


テスト前の勉強で、上記のような
理屈・理論を追い求める方、
ここにきて、疑問を持つ、
深く考えて考察するという方、
その方々は、一旦そういったことを止めて、
ひたすら問題を解くようにして下さい。


そもそも本気でそんなことを
考えたいと思うのであれば、
常日頃から、普段の授業の時に
考えて下さい。


そうして、その疑問を
先生にぶつけてください。


テスト前になって、さも自分は
天才(肌)なんだと、
気取らないでください。


そんなことをしていても、
一向にテストの点数は
上がりませんし、勉強は
できていないです。


テスト前、陥りやすいことですので、
気をつけて下さい。


周りの友達をみていてもわかると思いますが、
テスト前のいまさらになって、偉そうに、
どこどこのこれこれが、なぜこうなるのか、
理解できない、なんてこと、言っていたら、
テストの結果は言わずもがなとなります。


まずは、より多く、より早く、
より正確に、問題を解けるように
訓練してみて下さい。







■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
  ┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓
  ┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃
  ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛


立教専門塾池袋栄冠ゼミ


公立・私学中高一貫校生専門塾アルファ


自習空間シリウス(時間制自習室)


【住所】
東京都豊島区西池袋5-8-9
藤和池袋コープ2F(地図


【TEL・FAX】
03-6912-7063



【PR】■□■□■□■□■□■□■□■□

 私立校・中高一貫校生の二学期からの
 勉強の仕方を電子書籍で提案!
 試し読み・ご購入は以下のサイトで
 ご確認下さい。











□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【PR】スポンサードリンク【PR】
by eikan-seirios | 2012-11-29 09:36 | #勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高 | Trackback | Comments(0) async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-5190419367381851" crossorigin="anonymous"> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});