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テストを終えた方が羨ましい?

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この時期、テスト日程が入り乱れると、
どうしても出てくるのが、友達の状況・状態に
対する憧れ、嫉妬のような感情でしょう。


テスト前の方は、テストを終えた友達を
羨ましいと思うかもしれません。


特に、昨今は携帯・スマホで、
他校の友達の近況が、それこそ
リアルタイムでわかるように
なっているので、
自分がテスト勉強していて、
息抜きに携帯・スマホを覗いてみると、
テストを終えた友達が、楽しそうに
遊びの報告ややり取りをしているのを
簡単に見れるでしょう。


一昔前ならば、自分が頑張っている時、
友達も人知れず頑張っているだろう、
勉強していないなんて言っておきながら、
最低限勉強しているだろうと思えたものも、
今は、友達が「本当に」勉強していない、
少なくとも自分が携帯・スマホを見たその時、
友達が遊んでいるのがわかる。


そうなると、自分が勉強しているのが、
テストで悩んでいるのが、
バカバカしく感じてしまう。


実に道理に見合った考え方だと思います。


大人達がいくら、
「そうは言っても、その友達も
 頑張っている」と言っても、
事実として、その友達は、
今その瞬間、自分が勉強している時、
遊んでいる、なまけている、
だらけている、勉強していない、
などが、携帯・スマホという
ツールを介して、わかってしまうと、
もう、大人達の言うことは
大げさで信じられない、
友達の言うことは
(携帯・スマホでは)
本当・本音のことを言っているから
信じられると思うのでしょう。


仮にそういう事実があったとしても、
その友達の近況が、状況が、状態が
どうであろうと、皆さんの受けるテスト、
そしてそのテストを受けた自分の結果、
テストの点数、成績は、「あなた個人」の結果、
テストの点数、成績、そして評価として残ります。


後々になって、いやいや友達だって、
勉強してなかったよ、なんで自分だけが
怒られる、不幸になる、差別されなきゃならない、
不公平だなどといくら言おうとも、
あなたに対する学校の、先生の、
世間の、社会の評価と扱いは変わりません。


都合の良い時だけ、
友達を引き合いに
出さないで下さい。


どんなに友達と同じように、
真面目に授業を受けたり受けなかったり、
ノートをとったりとらなかったり、
宿題を出したり出さなかったり
などしても、『差』が出るのが
『個性』です。


才能ではなく『個性』と書いたのは、
今は昔と異なり、やることが多い
選択過多の時代だからです。


学校生活の中でも、よく分かると思いますが、
休み時間・昼休みのちょっとした時間でも、
人それぞれ、“別の何か”をやっていませんか。


仮に、ほとんどのクラスメートが、
携帯・スマホなどを見ているとしても、
クラスメート全員が全員、同じゲームをやって、
同じサイトを見ていますか?


その違いの積み重ねが「個性」になり、
そして、全員が一斉にテストされる時、
必ず『差』として出てくるものとなります。


この時期、親御さんから
うるさく勉強しろと
言われることがあると思います。


その時に、
「そうはいっても、“友達”のあいつも、
 やっていないし、“自分”もやらなくても許される、
 やらなくてもテストでうまくやれる」なんて、
考えていると、“自分”だけが『特別に』怒られる、
評価を下げる、テストの点数を落とす、
成績をとれない、最後に、進級・進学
できないとなってしまいます。


中高一貫校、付属校、私立校の方は、
非常にこの傾向に陥りやすいです。


それは受験が無いから、
また受験をして入った自信から、
知識レベルが似た友達に囲まれているから、
なのかもしれませんが、
友達を引き合いに出して、
物事を考えることは
止めておくことをオススメします。


特に中高一貫校、付属校、私立校の方は、
通っている学校にもよりますが、
ほとんどの学校で、『絶対評価』の
成績のつけ方となっているはずです。


つまり、友達がーとか、平均点がー
といったものは、一切関係なく、
あなたはどうなのか、あなた自身が
どうなのか、どういう点数、成績を
取っているのか、“だけ”が評価の対象です。


長々とうるさいことを書きましたが、
こう書かれて尚まだ、いやいや友達が~、
友達は~を言われる方は、今回のテスト、
その友達と自分の点数を見比べて下さい。


1・2点の誤差しかない、
“ほとんど”一緒だから、
問題ないではありません。


その1・2点の誤差はどこから出てくるのか、
どう違うのかをよく検証してみて、
その差が積み重なると、どうなるのか、
よく考えて下さい。


中学、高校、それぞれ約15回の
定期テストがある中、その1・2点の差は、
最終的に20点、30点となり、
友達は進級・進学でき、
あなたはできないという“差”になります。


そのことに、その恐ろしさに気付けば、
今まさにテスト前、テスト中であったら、
『友達』なんか関係ない、『自分』が
テストされているということが
よくわかると思います。


のほほんと遊んでいても、
その友達はその友達なりの
『点数』を取り、「評価」を
受けることでしょう。


皆さんは、あなたは、
皆さん・あなたの「点数」は、
「評価」は、どうなりたいですか?


よく考えてみて下さい。







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by eikan-seirios | 2014-10-09 13:31 | #勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高 | Trackback | Comments(0) async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-5190419367381851" crossorigin="anonymous"> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});