人気ブログランキング | 話題のタグを見る

期末テストは“より”難しい、点数が取れない

期末テストは“より”難しい、点数が取れない_f0234425_12521055.jpg







テストが返却された方、
テスト直前の方には
酷な話かもしれませんが、
この中間テストを終えて、
迎える二学期期末テストは、
中間テストより簡単になる
ことはありえません。


一学期もそうだとわかっていたとは
思ってのことでしょうが、
それでも一学期は
“まだ”習っている範囲・単元が、
比較的簡単な範囲なので、
そこまでのものは
感じなかったでしょう。


しかし、この二学期、すでに
中間テストの範囲・単元で、
難しさを感じている方は、
期末テストがそれよりも簡単になる、
きっと救ってくれるテストを
作ってくれると希望的観測をして、
この中間テストで手を抜くと、
期末テストはこの中間テストよりも、
ひどい点数となります。


この二学期の中間テストを頑張り、
期末テストを踏ん張った方が、
学年末テストで救済されるというのが、
本来の『ギリギリ』進級・進学できる方の
図式、典型です。


昨今は、ギリギリ進級・進学できる
の意味を履き違えている方がおり、
二学期中間、期末テストの時点で、
進級・進学できないことが、
決定する方が増えてきました。


一学期に借金を作った人が、
この二学期をギリギリで、
うまくやって、学年末に逆転を
狙うというのは、それこそ、
『受験テスト』でやることでしょう。


私立校・中高一貫校は受験がない分、
そういった感覚・意識を否定しています。


最後の最後に一発逆転を狙うような
学校生活・勉強の仕方をするなら、
どうぞ他校へという姿勢・態度を
とっているといえます。


その傾向が最近強く出ているのは、
私立校・中高一貫校の、
絶対評価の成績による
進級・進学要綱を、軽んじて、
上記のように、最後の最後で
帳尻を合わせればいいんでしょ、
一発逆転のテストで
なんとかすればいいんでしょ、
終わり良ければ、
何でもいいじゃんという
考え、意識、態度の方が、
増えてきたため、二学期中間、
期末テストの時点で、
進級・進学できないことが
決定する方が増えてきております。


これは親御さんの傾向も
こう変わってきています。


ギリギリまでお子さんの可能性を、
未来・将来を、見守ってあげたい
という気持ちからなのでしょうが、
そうしてずるずると初動対応が遅れていき、
気付いた時には、『成績』が記録されて
しまっていて、それ以上に抜け落ちた
『知識』と、授業や勉強に遅れを取った
『時間』が、もうその学校のレベルに
追いつけないほどのものになっている。


そういう傾向になってしまう
ご家庭が増えてきております。


増えてきているというよりも、
“極端に”なってきているように思えます。


昔であれば、生徒同士、テストの
点数、成績などを見せ合って、
自分の状況・状態を自己確認して、
危機感を持つことが多かったのですが、
最近は、それすら、『差別』となりうるのか、
生徒同士のテストの点数・成績の
見せ合いを禁止する学校もあります。


そうなると、自分の置かれている
状況・状態が客観的に見ることができず、
なんとなく悪い、なんとなく頑張らなければ
と思うだけになっているように見えます。


同じように頑張って、
同じようなテストの点数を
取っていても、合格する方と、
不合格となる方が、
私立校・中高一貫校には、
必ずいます。


その合否を分けている、
何かがあるということに気付かないと、
見つけないと、いつまでも、
何となく自分が悪い、
何となく何かを頑張らなければ
という漠然な不安を抱えて
過ごすことになります。


塾でも同じ学年で何人かの生徒を
受け持つとわかるのですが、
普段の授業中の話を聞いて、
さらにそれぞれのテストの点数を、
客観的に見せてもらうと、
この生徒がなんで不合格で、
この生徒がよく合格できたな
ということが多々あります。


詳細な話を聞いてみると、
不合格になった方は、
テストの点数はソコソコでも、
宿題やノート提出が、『まばら』で、
授業中何回か寝てしまった、
逆に合格した方は、テストの点数は
赤点でも、そういったことを
きちんとしていたため、
合格に至ったということですが、
こういった裏話を聞くと、
大抵の方が悔しがります。


テストの点数では勝っているのに、
普段の平常点でそんな大きな差となるのかと。


成績優秀、つまり4や5、A、Sなどを
取るとなると、大変な努力が、才能が
必要に感じるのでしょうが、
1から2、2から3、DからC、
CからBなら、本当に『こんな』程度の差で、
変わってくるということを知って下さい。


宿題やノート提出、授業中の態度、
つまり平常点を取り、仮に赤点を取っても、
大丈夫なようにしておき、
ソコソコの点数を取れば、
まず3やBはかたい、
絶対大丈夫とこうなれれば、
ギリギリの生活から
脱することができるようになります。


昔はこういった生徒が多いのが
私立校・中高一貫校の特徴でしたが、
最近は、あまり見なくなりました。


出来ない方は、極端にできなく、
おそらく学校でも、
どんどん置いていかれて、
そうなると、勉強以外のこと、
部活動や遊び・友達付き合いが
楽しくなっていき、また置いて
いかれるという悪循環に
ハマってしまいます。


私立校・中高一貫校の場合、
こうなってしまうと、
一度全てリセット、つまり
全てを止めて、勉強に集中し、
取り戻さなくては、もう
進級・進学の道へ
軌道修正できなくなります。


4月の時にうるさく文武両道のことを
書いたのはこのためです。


もうすでに、その両道が破綻してしまった方は、
もう一度考えて下さい。


今、あなたが乗っているその軌道は、
進級・進学への道へ続いていますか?


人間だから一度や二度の失敗くらいという方は、
その記録されてしまった失敗『成績』で
進級・進学できなかった時、文句はありませんか、
覚悟はありますか。


中間テストを過ぎると、今学年のテストは
折り返しておりますので、もう、取り返しは
付かなくなります。


内部進学を本気で考えるなら、
2年生のこの時期が最後の分岐点だと思います。


3年生のなりますと、付け焼刃で、
進学できるかどうかのギャンブルをして、
そのギャンブルにギリギリ勝った後も、
高校からの悲劇の始まりとなることが多いです。


新入生も、この時期に、今後の部活動、
学校生活とよく考えなければ、
2年生のこの時期に、
部活動は辞められないでしょう。


そうなると、ずるずると、悲劇の道へと
突き進んでしまうことになります。


これが『最近』『最新』の傾向です。


厳しいようですが、なってみないとわからない
というのであれば、なってみてから
どうしようもないということを
知ってみて下さい。


これは親御さんも含めて、
一度よく考えてみることを
オススメします。







■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
  ┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓
  ┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃
  ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛


立教専門塾池袋栄冠ゼミ


公立・私学中高一貫校生専門塾アルファ


自習空間シリウス(時間制自習室)


【住所】
東京都豊島区西池袋5-8-9
藤和池袋コープ2F(地図


【TEL・FAX】
03-6912-7063



【PR】■□■□■□■□■□■□■□■□

 私立校・中高一貫校生の二学期からの
 勉強の仕方を電子書籍で提案!
 試し読み・ご購入は以下のサイトで
 ご確認下さい。











□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


【PR】スポンサードリンク【PR】
by eikan-seirios | 2015-10-13 15:20 | #勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高 | Trackback | Comments(0) async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-5190419367381851" crossorigin="anonymous"> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});