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皆が一様に、一律に、進学・進級できるわけではない

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先月1月もそうでしたが、
あっという間に今日この日を迎えました。


いかがでしょうか。


先月も書きましたが、上旬に
休み(1月は冬休み、2月は受験休み)があり、
中旬に祝日があって、気付いたら中旬が終わって、
下旬になっていて・・・。


それで今日を迎えていませんか。


口うるさく書いてきましたが、
有限で物理的に、『進んでいる』『時間』は、
止めることも、戻すことも、増やすことも、
延ばすこともできません。


なってみた今なら、
わかってもらえたでしょうか。


学生時代は何度かこれを繰り返して、
強制的に、学校を出されます。


いやいや、まだ心の準備ができてない、
まだやりのこしたことがある、
まだできないことがあるなど、
関係なく、お構い無しに、
『時間』は皆さんを追い込んできます。


だからこそ、歯がゆい思いをしたり、
葛藤したり、悩んだり、迷ったり、
するのかもしれませんが、『ソレ』すらも、
『時間』は飲み込んでいくことになります。


最終的には、それらは『後悔』や『思い出』と
なっていくことではありますが、
私立校・中高一貫校生に
うるさく言っているのは、普通の学校、
つまり受験や卒業、就職といった、
それぞれの道に“自分の選択”で進む
一般の学校と異なり、
私立校・中高一貫校では、
ほとんどの方が皆、『一様に』
『普通に』高校・大学への道へと
『進学』するため、自分だけが
別の道となった時、『思い出』よりも、
『後悔』が重くのしかかってきます。


なぜなら、途中まで『一緒』だった
友人・仲間が、ある日突然、
『一緒』ではなくなるからです。


なんで自分だけ、こんなの差別だ、
と思いたくなるほど、非情にも、無情にも、
“強制的に”、引き裂かれるようなことになります。


昔は、そのまま音沙汰なしになり、気付いたら、
過去の出来事で済んだのでしょうが、
情報機器の発達から、全く音沙汰無しに
というのも難しく、さらには、友人・仲間の
輝かしいその後を見せ付けられることもあり、
複雑な思いを抱くことになるでしょう。


今は昔以上にそんなことに
陥ってしまうのではないかと、
懸念しております。


情報化、記録化がより残酷な現実や事実を突きつけ、
その後もまた、それに悩まされるようになる。


私立校・中高一貫校の場合、
皆が『一様に』『普通に』
『一緒』だったがゆえに、
それが増大してしまう。


どんなに強がってみせても、
自分にはもう一つ、別の道、つまりは、
仲間達と一緒に高校・大学進学し、
楽しく輝かしい未来・将来が『あった』
ということが、どうしても頭によぎって
しまうことでしょう。


そして、その機会を棒に振ったのは
紛れもなく自分自身であることが、
さらに葛藤、悩みの種となる。


こうもうるさく書いてきているのは、
大きなお世話、余計なお節介ではありますが、
そういったことを『事前に』防ごうという
意図があってのことです。


早め早めに気付いて頂ければ、
『うるさかった』大きなお世話、お節介、
『大げさな』嘘、ペテンで済みます。


しかしながら、残念なことに、
毎年、毎学年、それこそ、毎クラスごとに、
一人ないしは数人の方が、そのような結果に
進まれます。


学歴なんか人生に関係ない、
学校の勉強だけが人生じゃない、
ということは、事実ではありますが、
上記したように、『一緒』だと思っていた、
周りにいた仲間、友人とかけ離れる
世界・社会に一人飛び出す時に、
『そう』思える、強がれれば、
問題はありませんが、いかがでしょうか。


これは皮肉なことに、条件が、環境が、
同じだけだっただけに、公平公正だっただけに、
『そう』思えば思うほど、強がれば強がるほど、
自分自身が情けなくなってくる、恨めしく
思ってくると思います。


何度も言いますが、これが
私立校・中高一貫校における
最大の悲劇であり、こうなる可能性は、
全ての方が秘めています。


今は“まだ”大丈夫・余裕かもしれませんが、
学校・先生が、『何も言わない』ことを
いいことに、自分勝手をこじらせていくと、
全て決まった時に、『追い込まれること』になります。


そういう意味では、今まさに、学年末テストに
追い込まれた、この時期の感覚と
似ているかもしれません。


物理的、有限で、変えることのできない
絶対的な事実、残り時間●時間という現実に、
今ある自分の状況・状態に言いようのない
不安や葛藤を覚える。


これが、進級・進学時には、
変えることのできない絶対的な
事実として、今までの点数と成績が
突きつけられることに変るだけです。


一学期からうるさく書いてきましたが、
いかがだったでしょうか。


こんな忠告は、『うるさかった』
大きなお世話、お節介、
『大げさな』嘘、ペテンで
済んでいるでしょうか。


文武両道もできて、部活動も勉強も
テストも成績も順調で、順風満帆の
学生生活、青春を歩めてきましたか。


“まだ”次学年、次の学期、
次のテストがあると、余裕ですか。


昨今の私立校・中高一貫校の
進級・進学の『代償』は、
厳しく、大きくなってきています。


親御さんも含めて、よく考えての
決断をしないと、“たかだか”学校の勉強“ごとき”
どころの問題ではなくなってくると
思いますので、気をつけて下さい。





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by eikan-seirios | 2016-02-25 12:15 | #勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高 | Trackback | Comments(0) async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-5190419367381851" crossorigin="anonymous"> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});