人気ブログランキング | 話題のタグを見る

今までのツケを返すテスト前の週末

今までのツケを返すテスト前の週末_f0234425_15510099.jpg




テスト前の最後の週末になりました。


部活動で忙しかった方も、さすがに
この週末は部活動もお休みでしょう。


そして、『テスト前になったら“頑張る”』を
公言していた方、あるいは口にはしなかったけど
そう思っていた方は、その『頑張る』時が
やってきました。


テスト前にまとまった時間が取れる、
最後の週末です。


これはもう、勉強に、十時間、二十時間とかけて、
『頑張る』しかありませんね。


まさかとは思いますが、数時間、
さらには数十分で勉強は終了、
リラックス・リフレッシュタイムは、
数時間から十数時間と取るなどと
いうことは、ありえませんよね。


積み重ねの勉強をサボった方は、
この時に、その積み重ねた量・質を、
苦しんで、実感しないと、その罰は
どんどん重く多くなっていくことになります。


1年次はまたまだ身軽でしょうが、
2年生・3年生は、その重さと多さは、
危機でしかないでしょう。


ちなみにそのまま
うまくやり過ごしたとしても、
昨今の高校・大学は、ふるい落としに
かかるようになってきていますので、
いずれ必ず破綻し、追い込まれていき、
はいて捨てられるように、
扱われることになるでしょう。


その時になるころには、
誰も助けてくれないので、
誰も“助けられない”ので、
気を付けて下さい。


精神的には支えてくれる人はいても、
社会的・地位的に支えてくれる、つまり、
『そのままで許される
(進級・進学させてくれる)』
ことはまずありえません。


私立校・中高一貫校は
それが普通より“少し”厳しいだけです。


それでも、受験生のプレッシャーや
不安に比べれば、まだまだ甘い、
優しいものです。


事前事前に言ってくれて、
事前事前にやっていれば、
後々に慌てることなく、余裕をもって、
進級・進学を迎えれます。


この一学期、この期末テストも、
“普通”にやってきた方にとっては、
何をそこまで慌てる必要があるのか、
何をそんなに急かすのか
と思われるかもしれません。


ですが、二学期・三学期、二年次、
三年次と先々のことを考えて、
あえて、言わしてもらいます。


この一学期でこそ、点数を1点でも、
成績を『1』でも上げておくことを
オススメします。


私立校・中高一貫校に限らずですが、
授業は勉強は、この一学期が一番楽で、
一番わかる、そしてテストは
一番取りやすくなっています。


二学期・三学期、二年次、三年次と
時間、年月を重ねるごとに、
その意味がわかるとは思いますが、
『早期に』進級・進学できない方は
ここが分岐点となってしまっていることが多いです。


また、ギリギリで進級・進学できなかった方も、
この一学期のたった数点があれば、救われていた
なんてこともあります。


先々のことまで考えられれば、
この一学期をどう過ごすのか、
どう過ごすべきか、わかるものでは
ありますが、それがわからないから
『なってみないとわからない』と
なると思います。


それであれば、目を覚ますためにも、
ある意味、この一学期で、悪い意味で
とんでもない点数を取ってみるのも、
『良い勉強』になるかもしれません。


もっとも、その代償は、学
校生活や私生活の見直し、
つまり授業中の態度、
宿題・課題の取り組みに対する姿勢、
部活動・趣味の制限などを
要求されることになります。


『なってみてわかった』、
『わかったからOK、理解した』で、
“今まで”と同じ生活をしつつ、
『ちょっと』頑張る、
『自分的・自分なり』に頑張るでは、
学んだとは言いません。


塾でも、成績がどんなに落ち込んでも、
かたくなに部活動を辞めない、
趣味は続けるという方がおりましたが、
こうなるともう、その道を目指して
頑張っているという意思表示を
しているようにも見えます。


親御さんも、お子さんの意見や考えを
大事にされたいというのであれば、
『責任』を取る覚悟をもって下さい。


特に部活動の場合、その顧問の先生は、
部活動での頑張りを知っているから、
授業面、勉強面でも大目に見てくれる、
寛大な処置をしてくれるかもしれませんが、
他の先生からすれば、『部活動』を理由に
サボっている、サボったとしか、見れません。


そうなると、あなたの頑張るは、その程度なのか、
それで他の生徒と同じように扱えというのかと、
思われることになります。


そういったすべてのツケを唯一、
一発逆転で返せるのが、この定期テストです。


定期テストで実力を示せるのであれば、
他の生徒を頭一つ越える高得点を取れる
というのであれば、今までの平常点と
なっていたものの不足分を補えることに
なります。


もっとも、そのテストも中間テストと
期末テストの二回の平均となった場合、
どちらかでも50点を下回る結果を
出していれば、一方で100点満点を
取っても、難しいことになるでしょう。


それほどまでに『今までのツケ』というのが、
厳しいものとなります。


平常点という『記録』的なものもそうですが、
『知識』や『勉強』という抽象的な『ツケ』に関しては、
その後もズルズルと引きずることになります。


何度もうるさく書きますが、
『それでも』、部活動ですか、趣味ですか、
それが大事で、それが重要で、それが最優先ですか。


失礼ながら、親御さんは、
それを許すというのであれば、
記録として残っていく、
私立校・中高一貫校の
『成績』など気にせず、
当然、その先の進級・進学など
別の問題と考えたほうが
よろしいかと思います。


そうしなければ、精神的にも
やきもきするだけで、親御さんのほうが
先に疲れてしまうことでしょう。


自由と自主性を重んじる
私立校・中高一貫校では、
学校が、先生が、その辺りのことを
『指導』することはもちろんのこと、
一人一人の生徒の個性に、感性に、
性格に合わせて、親身になって
的確なアドバイスを、四六時中
行うことなどあり得ません。


むしろ、そんなことをすれば、
今度は『えこひいき』が
問題になってくるでしょう。


昨今のパワハラ・体罰問題が
収拾がつき始めたら、
今度はそういったことが
問題となってくると懸念しております。


今は隠されていることではありますが、
部活動の顧問の先生による、
不正なえこひいきは、特に運動部において、
横行していることでしょう。


情報化・記録化が進んだ昨今、
それが明るみになった時、
学校側からの締め付けや
世間の風当たりは
強くなることになると思います。


いまはまだ、そんなことは起きないとは
思いますが、こういったことも
先々考えておくことをオススメします。







■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
  ┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓
  ┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃
  ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛


立教専門塾池袋栄冠ゼミ


公立・私学中高一貫校生専門塾アルファ


自習空間シリウス(時間制自習室)


【住所】
東京都豊島区西池袋5-8-9
藤和池袋コープ2F(地図


【TEL・FAX】
03-6912-7063



【PR】■□■□■□■□■□■□■□■□

 私立校・中高一貫校生の夏休みに考える
 勉強の仕方を電子書籍で提案!
 試し読み・ご購入は以下のサイトで
 ご確認下さい。











□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【PR】スポンサードリンク【PR】
by eikan-seirios | 2016-07-02 12:46 | #勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高 | Trackback | Comments(0) async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-5190419367381851" crossorigin="anonymous"> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});