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冬休みよりは長い春休み、夏休みよりは短い春休み

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今週には、卒業生はもう春休みが始まっている、
在校生も、遅くとも、今週末までには終業日を
迎えると思います。


春休みは冬休みよりは長いですが、
夏休みよりは短いです。


何を当たり前なことをと
思われるかもしれませんが、
昨今の『文武両道』の流れから、
この春休み、部活動の合宿や練習が、
“夏休み”と同等、あるいは、
それ以上のものとなっていることが
多くなってきています。


夏休みの場合、お盆前後に
休みがあったりしたと思いますが、
この春休みは休みなく、
毎日やるという部活動もあると思います。


それが後の大会の結果に結びつく“努力”と
なるのでしょうが、同時に、勉強や進路、
進級・進学に関係してくるようになってくると、
この春休みの過ごし方も気を付けなければ
ならないと思います。


学年としての勉強を終え、本当に、
今学年の修学に問題なく、
進学に問題ない成績を収めた方にとっては、
うるさい話かもしれませんが、
毎年、この時期、学年としての成績で、
『不合格』や『1』という、“進学”に
大いに関わってくる成績を取った方が、
『権利主張』されることが多いです。


他の方同様に、自分も青春を楽しむ権利がある。


もちろん、そのことは絶対的な事実ではありますが、
“本当”に、そう権利主張して、過ごして、
大丈夫なのか、よく考えて下さい。


厳しい言い方になりますが、
“他の方同様”と言えるだけの
『義務』と『努力』を果たしてきたと
胸を張れますか?


記録化が進む今後は、
こうした『義務』や『責任』を果たさずに、
『権利』だけは、平等に与えろと、
主張する方に対して、厳しい処置を
取られるようになってくると思います。


私立校・中高一貫校での進級・進学の問題は、
まさにこの縮図となっているように思えます。


『義務』や『責任』を果たしてさえいれば、
『権利』はもちろんのこと、『機会』や『自由』までも
与えられますが、果たしていなければ、そして、
それが『記録』という形で残った場合、一切の権利を
はく奪されるかのように、進級・進学できない処罰が
下されることになります。


連日厳しいことを書いておりますが、
年々厳しさを増してきている学校に対して、
年々、軽く考える、なってみてから考える
というご家庭が増えてきています。


最終的に一発逆転がある受験で、頑張る
というのであれば、問題ありませんが、
私立校・中高一貫校に入る多くの方が、
ご家庭が、そんなことを考えて、
入学されていることがありません。


その学校で、“普通”に進級・進学していき、
“普通”に卒業していき、“普通”に大学までの
道のりを歩んでいくことが『大前提』に
なっていると思います。


もちろん、その中で、その学校の教育方針や
カリキュラム、行事や施設、さらに今なら、
留学やグローバル、ITを取り入れた
最新の授業などによって、
これからの社会を生きる人間性を育み、
世界へ未来へ羽ばたいていけることを
願っている方もいるとは思います。


しかしながら、その大前提、その理想に反して、
『現実』は厳しくなってきています。


学校行事などが増えれば、
その分の日程を確保するために、
『普段の授業』を“詰める”ことになります。


当然、授業の進度は早くなり、
クラス内での学力も格差ができ、
テストの内容は“出来る”方に
合わせるようになったりとしています。


学校側としても、こうすることによって、
有名他校、大学への“受験”対策も
できるようになり、実際に、成績上位の方は
素晴らしい結果を出すことで、
嫌味な話ではありますが、
広告・宣伝効果も大となります。


その輝く光の『影』に泣く方がいようとも、
この傾向は今後突き進んでいくことに
なると思います。


多くの親御さんが、自分の子供が、
まさか、この『影』になるなどとは、
入学時はもちろんのこと、
1年次、2年次となっても、
微塵も考えない方が、増えてきました。


増えてきたというよりも、
『極端』になってきたように思えます。


それこそ、そんなこと
『なってみないとわからない』
ことでしょうと、いつまでも決断せずに、
記録されている『成績』を
ただ眺めているだけの方と、
『なることを想定・予想した』上で、
被害を最小限に抑えようと、
事前事前に対策される方とで
両極端になってきています。


失礼ながら、子は親の鑑の名言通り、
ほとんどの場合、親御さんが“そう”考え、
言動、態度、姿勢を取ることで、
お子さん“も”、“そう”考え、
言動、態度、姿勢を取ります。


それが、通っている私立校・中高一貫校において、
『通用』するかどうか、レベルや程度に
よることになります。


今後、教育業界でも大きな変革期を
迎えることになると思いますが、
“優しく”なるということは、まずないと思います。


私立校・中高一貫校は
“入りやすく”なるかもしれませんが、
『入ってから』がより大変になっていく
と思われます。


それにより学歴・経歴に
傷がつくだけならまだしも、
本来その学年で修学すべきことを、
修学できないまま、学校から
追い出されるということが
増えてくると思います。


そういった可能性も秘めている
ということを踏まえて、
改めて、もう一度よく考えて
みることをオススメします。




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by eikan-seirios | 2017-03-17 12:15 | #勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高 | Trackback | Comments(0) async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-5190419367381851" crossorigin="anonymous"> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});