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いつまで『くて、くて』を続ける?

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12月まで一週間を切りました。


来週末には『期末テストがある』
12月になりますが、いかがでしょうか。


いかがも何も“まだ”テスト一週間前にも
なっていなくて、部活動も休めなくて、
忙しくて、時間が無くてと、
いつまで『くてくて』を続ける
つもりでしょうか。


造語になりますが、そうやって、
くて、くてと言っていると、
漢字にしてみると、
苦手(くて)苦手(くて)が続き、
それを本来の読み方で見ると、
苦手(にがて)苦手(にがて)と
言っているように見えてきます。


あるいは苦しい手(策)を
自ら講じているようにも
見えてきます。


“本当に”そういう環境、状況で、
抜け出せないのかもしれませんが、
いつまでもそうしている限り、
どんどん追い込まれることになります。


それが、“たかだか”学校の勉強、テスト、
成績、さらには進級・進学“ごとき”の
こと『だけ』で済めば良いですが、
悪癖、悪習慣となって、
自分の人生までも、
追い込まれていくようになると、
冗談のように聞こえるかもしれませんが、
一昔前に流行った『人生の詰み』と
なってしまうと思います。


学生が、勉強しない、やらない
『言い訳』をするのは、
昔も今もあまり変わらない
ように思えますが、
『でも』『しかし』という相反、
対立する言葉によって、
その後のことを自分で考えて、
自分で判断・決断して、
自分で責任をとってということを、
昔の学生は悩み葛藤しながらも、
通ってきたように思えます。


しかし、昨今は、
『でも』『しかし』ではなく、
『だから』『なので』という
理由や原因かのようにして、
あるいは、『でも』『だって』
という幼い反論をして、
自分は救われるべき、
許されるべき被害者、弱者だと、
言わんばかりの言動、態度、
姿勢を取る方が多くなった
ように思えます。


部活動が休めない、忙しい、
時間がない、やる気が出ない、
勉強がわからない、
どうすればいいかわからない、
など、それらを『理由』や
『原因』とするのは構いませんが、
だから自分を助けろ、許せ
というのはどうでしょうか。


学生の内はまだ幼い子供として
扱われ、手助けしてくれる、
導いてくれる方も多いですが、
年追うごとに、その数は
格段に減っていくことになります。


特にわかりやすいのが、
義務教育を終え、
高校生になった時です。


高校生になったのだからと、
赤の他人はもちろんのこと、
親御さん、ご家庭の方ですら、
『親離れ』『乳離れ』してくれと、
突き放すようになってくることでしょう。


そこから、一気に自分のことを
自分で考えなければ
ならないことになりますが、
『考える』土台となる
知識、思想、思考が無い状態で、
突き放されることは、幼児化を
冗長するものになっていくと
思います。


『その』考える土台となる
知識、思想、思考を、
学校で学ぶことが、
本来の教育と言えると思います。


昨今は、私立校・中高一貫校に限らず、
各学校で、様々な取り組みが行われ、
さらには今後は『考える』教育を
行う方針が打ち出されておりますが、
土台となる知識、思想、思考が
無い状態で“ただ”『考える』だけの
教育は何の意味も成しません。


個人的には、むしろ害悪となって、
諸刃の剣のように、一人の天才、
賢者を生むために、何百人、
何千人もの、犠牲者、愚者を
生むことになるだろうと
懸念しております。


これは、今までの教育を
否定するかのように
作られているから
感じることかもしれませんが、
想像力・発想力・創造力に
乏しくとも、浅くとも広く平均的で、
誰とでも多くのことを話せる、
共有できる知識と学力を
持ち合わせていることは、
そこまで悪いことだとは
思えません。


むしろ、協調性、協力性を
取れる立派な人だと思います。


これからの『考える』力を
伸ばそうとする教育は、
『でも』『しかし』と考える方と、
『だから』『なので』と考える方と、
『でも』『だって』と考える方とで、
より極端な思想、思考を持つようになり、
そのことがより顕著な学力の格差を
生むことになるだろうと思います。


もちろん、それぞれの考えに
良い悪いがありますので、
一概にどの考えが良い、
悪いとはいえません。


しかし、こと、勉強、
それも学校での勉強、テスト、成績、
さらには進級・進学に関しては、
『だから』『なので』の考え、
あるいは『でも』『だって』の考えで、
突き進むと、勉強をやらない、しない、
出来ないで、『済んで』良いと
極端な結論に至る可能性が
あります。


もうすでに、そういった考えで、
学校から去った、あるいは、
学校を去る方が出てきている
ように思えます。


これから先、そのことが
極端になっていけばいくほど、
高等学校以降の教育機関は、
教育機関というよりも、
学力、学業、勉学の
『審査機関』となり、
中世時代並みの、
教育格差を生むように
なっていくと思われます。


それがそのまま就職格差、
職業格差、給料格差となっていくと、
未来は、中世時代さながらの国家、
世界観、生活などになっていくように
思えてきます。


その時に、その考えが、
その生き方が、時代に合った、
素晴らしい結果をもたらすもので
あることを祈ります。







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by eikan-seirios | 2018-11-24 12:00 | #勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高 | Trackback | Comments(0) async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-5190419367381851" crossorigin="anonymous"> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});