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勉強『量』と『時間』を知ってから効率を考える

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短時間で効率良く、効果的な
学習、勉強をというのは、
いつの時代でも求められて
きたことだとは思いますが、
昨今は、親御さん、ご家庭の方も含めて、
忙し過ぎて、感覚と意識と願望が、
異常になってきているように
思えます。


物理的に、少ない時間数で、
物理的に多い、習うこと、
宿題、課題などを効率良くやって、
基礎学力、知識を、身につけて、
テストで高得点を取る・・・まで
いかずとも、学校が定める
『合格点』を取る、最低限、
『赤点』を取らないということを
望まれますが、自分の、お子さんの、
実力、学力が、『具体的に』
どうなっているのか、
わかっていない場合、
短時間で効率良くしようと
すればするほど、短時間で、
効率良く、テストの点数、成績を
『落して』いくことになります。


特に授業の進度が早く、
大量に宿題を出されることが多い
私立校・中高一貫校では、
要領良くやっているつもりでも、
基礎学力、知識を、
細かく取りこぼしていき、
最終的には、残り時間もないのに、
学び直すことが大量に
積みあがってしまい、
進級・進学に間に合わなくなります。


それが、通っている学校での、
難しい、厳しい授業、勉強、テストに
ついていけなかった『だけ』のことであれば、
その後の受験で、別の高校・大学へと進む
道をとることも出来ますが、
ついていけなかったことが、
基礎学力、知識を習得できなかった、
あるいは、勉強する習慣が
身につかなかったということになると、
受験はおろか、その後の学業の道は、
現役で取り戻すのは、
かなり難しくなるでしょう。


それも、相変わらず、文武両道で、
部活動や習い事、趣味やスマホと、
片手間で、短時間で、効率良く、
やろうとすればするほど、
現役での学業の道の復帰は、
遠のいていくことになるでしょう。


ただ、今は、様々な形態の学校が
ありますので、とりあえず、
高卒、大卒の経歴をつけることが
出来ればということであれば、
学校を選ばなければ、高校・大学へ
『行く』ことは出来るでしょう。


冒頭から、嫌味のように
感じられるかもしれませんが、
これが昨今の、私立校・中高一貫校で、
進級・進学できなくなった方の末路に
なってきています。


受験で合格した、内部進学で上がったと
関係なく、大抵の方が、文武両道の失敗と、
上記の短時間で、効率良くの勉強で、
基礎学力、知識の取りこぼしていくのは、
自分の、お子さんの実力、学力が、
具体的に、数字的に、勉強『量』と
『時間』をわかっていない、
知っていないからだと思います。


普段の勉強や長期休み中に
よく聞かれるのですが、
『何時間勉強すればいいですか』
『どれくらいの量をやればいいですか』
どちらも、明確な基準は、
あなたが、お子さんが
持っているものであり、
教育関係者としての立場で、
一つの基準を示せというのであれば、
一日三時間、百問、10ページ、10単語を
各教科、復習すれば、学校の『授業』『勉強』
『定期テスト』“ごとき”のことなら、
対応出来るでしょうと
答えることが出来ます。


こう提案すれば、大抵の方は、
『そんな時間』勉強するなんて無理、
『そんな量』を勉強するなんて無理と、
さらには、そこまで時間をかけて、
労力をかけて、点数が、成績が
取れなかったら、どう責任取って
くれるんだと言わんばかりの
言動、態度、姿勢を示される方も
少なくないです。


私立校・中高一貫校で、
授業に、勉強に遅れを
取っていることを棚に上げて、
効率良くを求めた上に、
失敗したら責任すら取れ
というのであれば、
学校・先生ではありませんが、
じゃあ、他校に転校されては
どうですかと、いうことになります。


私立校・中高一貫校で、
1や不合格を取るということは、
今の学力、今の勉強、テスト勉強、
その仕方、その考え方が、
通っている学校で、
『見合っていない』
『認められていない』と
いうことになります。


にもかかわらずの、
効率良くや責任取れと
言われるのであれば、
学校・先生はもちろんのこと、
支援を行う関係者、
塾や家庭教師でも、
お手上げとなります。


受験と異なり、学校の授業、勉強に
対応するには、日々の授業や宿題、
各定期テストの点数、成績に
基礎学力、知識が
『追いつかなければ』なりません。


それを無視して、効率良くや
責任を取れなどといった
言動、態度、姿勢を取れば取るほど、
基礎学力の遅れは、抜けは、
どんどん広がっていくことになります。


上記した基準、
一日三時間、百問、10ページ、
10単語を、解く、読む、覚える
と各教科、復習しても、点数が、成績が
取れないようであれば、あなたの、
お子さんの学力では、『それでも』、
足りないということを
証明しているわけですから、
それ以上の時間、量をかけなければ、
通っている学校に『見合わない』と
いうことになります。


大抵の方は、失礼ながら
親御さん、ご家庭の方も含めて、
部活動があって忙しすぎて、
疲れすぎて、一日三時間、百問、
10ページ、10単語なんて、
とてもとても出来ませんと
言われるのが普通です。


基準として提案したのは、
『そのくらい』やらなければ、
通っている学校で、授業に、
勉強についていくのが、
難しいという危機感を
もってもらうためです。


と、そこまでを理解して頂いた上で、
仕方なしの現実的な提案をさせて頂きます。


まず、時間を基準にするのであれば、
自分が、お子さんが、一時間で、
出来る勉強量、つまり、何問、何ページ、
何単語、解く、読む、覚えることが出来るのか、
具体的な『数字』で知って下さい。


その『量』で、学校の勉強、授業に
対応出来ていないのであれば、
その一時間内の『量』を増やすために、
どうするのか、考えて下さい。


当然ですが、1問に、1ページに、
1単語に、5分以上もの時間を
かけているのであれば、
それらそれぞれ、4問、4ページ、
4単語以下しか出来ないことに
なりますので、1問に、1ページに、
1単語に、かける『時間』を、
減らして下さい。


その勉強にかかっている時間のほとんどは、
時間をかけて、『間違えた』
『だらだらやった』『覚えたつもり』だと
思います。


もうそういった、『勉強したつもり』を
止めて下さい。


5分かけて考えて間違えたのと、
1分で諦めて答えを見たのと、
同じ問題を解いていたとして、
どちらが『勉強したか』と
いうのであれば、圧倒的に
後者となります。


“たかだか”学校の勉強、
テスト“ごとき”のことは、
すでに授業でやっている
『やり方』『答え』を、
どれだけ早く、正確に出せるか、
書けるかだけです。


時間をかけて、考えて勉強するやり方で、
通っている学校での授業に、勉強に、
ついていけていないのですから、
もうそれは止めて下さい。


時間の無駄といいますか、
より効率の悪い勉強を、
ただ、『時間稼ぎ』している、
『勉強している』フリをしている勉強を、
していることになります。


時間がないのであれば、
その時間内に出来る勉強量を
増やさない限り、学生時代の間で、
現役で、基礎学力、知識を
取り戻せることはありません。


次に、量を基準にするのであれば、
百問、10ページ、10単語を、
解く、読む、覚えるのに、必要な時間は、
何時間なのか、何分なのか、
具体的な『数字』で知って下さい。


それを知ることが出来たら、
今度は、最低限、『その時間』を
確保するために、どうするのかを
考えて下さい。


1時間かかるというのであれば、
一週間分で言えば、7時間、
一か月分といえば、30時間です。


テスト前までに、
それだけの時間をサボった、
出来なかったというのであれば、
テスト前、部活動が休みになる、
一週間前から、最低限、
それだけの『時間』を
勉強にかけて下さい。


そして、これらは、『宿題や課題』
『ノート・プリントまとめ』などの、
“作業”を終えた上での話になりますので、
それらを、『終わらせるには』どうするのか、
どうしておくべきかを、考えて下さい。


本来、私立校・中高一貫校生の多くは、
こういった感覚、意識、打算的な皮算用を、
要領良く、自然と出来ている方が多く、
勉強している時、してない時の差が
激しくとも、テストで、成績で、
困ることはないという方が、
途中(1・2年、1・2学期)で、
どんな点数、成績を取ろうとも、
最後の帳尻合わせが出来ていました。


昨今では、これを出来ずに、
高校・大学へと、進学できないのは
もちろんのこと、出来てしまった方も、
その先で、進級・進学できなくなって
いくようになっています。


小学校時代から付属校だとすれば、約半数の方が、
中学校から付属校だとすれば、約3割の方が、
高校から付属校だという方でも、約2割の方が、
その傾向を抱えたまま、高校・大学までの間に、
進級・進学できなくなっていき、そこから、
這い上がれないようになってきています。


這い上がれない、大きな原因として、
部活動、スマホなどが挙げられますが、
それを続けて、片手間で、何とかしようと
もがけばもがくほど、ついていけない
授業に勉強に押しつぶされていく
ことになります。


今の自分の、お子さんの
基礎学力、知識が、
どのくらいのものなのか、
勉強『量』と『時間』を
知ってから効率を考える
=片手間でいいのかどうかを、
検討して下さい。


それを、8回の成績、
14~16回の定期テストの、
有限の機会の中で、試した上で、
軌道修正する、つまり、
量が足りないのであれば、量を増やし、
時間が足りないのであれば、時間を増やし、
それが、通っている学校での授業、勉強に、
何よりもテストの点数、成績に、
『間に合っているかどうか』
『見合っているかどうか』で、
判断・決断していかないと、
進級・進学できなくだけでなく、
通っている学校で身につくはずだった
高度な学力、知識どころか、
普通の学校でも身につく基礎学力、
知識をごっそり抜け落としたまま、
通っている学校から追い出されるように、
はき捨てられることになります。


2020年度以降、数年は、
教育改革のゴタゴタがあるかと思いますが、
私立校・中高一貫校生は、そのさなかに、
上記のような状況・状態で、
放り出されることになります。


普通の、一般の学生よりも、
過酷な状況・状態で、
それに対応しなければならないことを、
よく考えて、通っている学校での
進級・進学に、うまく対応していく
ことをオススメします。


特に、大学付属の学校であれば、
その内部進学の権利は
“確実”なものとして、
より上位校を目指せるくらいに
しておくほうが、教育改革の
ゴタゴタの最中、指定校推薦や
AO入試において、より有利に
進路を進められることになります。


通っている私立校・中高一貫校で、
もとを取ろう、得をしよう
というつもりはありませんが、
そのくらいのしたたかさをもって、
余裕を持った学生生活が出来るように
しておくことをオススメします。







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by eikan-seirios | 2019-11-17 14:13 | #勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高 | Trackback | Comments(0) async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-5190419367381851" crossorigin="anonymous"> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});