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今学年残り2週間

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すでに卒業を迎えられた三年生は、
もう『学生を終えた』ように
振舞われているかもしれませんが、
一二年生は、まだまだ、学年が上がる
実感がないかと思います。


実際に、まだ、あと、二週間、
今学年ですので、振る舞いに
あーだこーだというのは、
野暮かもしれませんが。


しかし、残り二週間で、つまり、
二週間後には、新学年になる、
このことに関しては、よく考えて、
覚悟しておかないと、その学年に
見合った『要求』に圧し潰されて
いくことになります。


学校を卒業してからは、年代や年齢に
見合った言動などが見られますが、
学生の間は、各学年ごとに、求められる
学力、知識はもちろんのこと、
部活動などで先輩になる、委員会などで
役職に就くなどの環境の変化もあります。


そして、最後の学年、三年生ともなれば、
もう、うるさいくらいに『進路』、
つまり将来・未来はどうするのか
ということを都度聞かれるようになります。


そんなこと、
『なってみないとわからない』方からすれば、
本当にうるさく、なぜこうも聞いてくるのかと
思われることでしょうが、これが『有限』の
『期間・時間』と『機会』に縛られている
学生時代の最も厳しい制限となります。


加えて、もう『待ってもらえない』
そして、条件を満たさなければ、
『与えてもらえない』『権利が得られない』
状況・状態に、徐々に追い込まれ、確実に
その一歩一歩を、一日一日を歩むことに
なります。


こう、大げさに書かれてみて、いかがでしょうか。


どんな結果となるかわからない
一発逆転もある受験であれば、
そんなこと『なってみないとわからない』
『思い立ったその時からが人生のスタートだ』
と言うこともできますが、受験無く高校・大学に
進学出来る私立校・中高一貫校では、
『なってみてから』『思い立ったその時から』
“では”間に合わない、許されない、与えられないと
なります。


受験ですらも、願書の締め切り、
そして、入試当日までと、
制限時間がありますが、
受験無く高校・大学に内部進学出来る
私立校・中高一貫校の場合、
その制限時間、回数が
“もう”限られてきます。


新三年生は、残り9ヵ月、あるいは半年、
三ヵ月、2回ないし1回の学期、2~5回の定期テスト、
新二年生は、残り21ヵ月、5回の学期、
9~10回の定期テストで、進学の合否が
決定することになります。


そのことに危機感を持てない方、失礼ながら、
これは親御さんも多いですが、現状の自分の、
お子さんの学力を、『高く』見積もっていると、
そして、これから習う勉強を
『軽く』『安く』見積もっていると、
この時期から悲劇への道を歩み始めていることに
なります。


『いつか』や『なってみるまで』で、
悠長に構えていると、『待ってもらえない』
『許してもらえない』『与えてもらえない』
その時が、結果が出るその時に、必ず
やってくることになります。


すでに、今年度の結果は記録されていますので、
もうこの時から、『その時』へのカウントダウンが
始まっていることになります。


いつまで、どこまで、と考えられているかは
わかりませんが、その判断、決断が遅れるほど、
危険性は増していくことになるので、
気を付けて下さい。


通っている学校での内部進学など、
そこまで考えていないと言われる、
思われているのであれば、うるさい
忠告になりますが、進学出来なかった、
多くの方を見てきた者として言えるのは、
誰一人として、“そう”割り切って、
内部進学を最初から諦めている方は、
まずいません。


それどころか、ほとんどの方、これは
特に親御さんのほうが、後々になればなるほど、
進学させたい、いや、むしろ、進学出来ない
なんてありえないとなっていくことが
多いです。


そうなっていく心情はわかりますが、
内部進学出来なきゃ出来ないでいいやという
言動、態度、姿勢の結果を『記録』しておいての、
最後の最後、泣き落としで、何とかしてほしいで、
済まされないのが、受験無く高校・大学に
進学出来る私立校・中高一貫校での、
内部進学の合否・審査となります。


親御さんも含めて、もう、この時期から、
内部進学出来なきゃ出来ないでいいという考えを
一切捨て去り、何が何でも進学するという意思を固めるか、
進学しないことを決定し、残りの期間は
『思い出作り』と『受験対応』に切り替えて
おかないと、『全てにおいて』、
待ってもらえない、許してもらえない、
与えてもらえないという状況・状態にまで
追い込まれることになります。


残り二週間で、内部進学の合否の葛藤と戦う
学年になり、そして、カウントダウンが始まることを
よく考えて、決断し、覚悟を決めることを
オススメします。



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by eikan-seirios | 2021-03-17 11:38 | #勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高 | Trackback | Comments(0) async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-5190419367381851" crossorigin="anonymous"> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});